今こそ改めてチェック!猫という動物について。
私たちは、普段から猫を見かける機会が多くあります。
もちろん猫をペットとして飼っている方もいるでしょうし、ふとしたときに街角に現れる野良猫に大きな癒しをもらっている人もいるでしょう。
このように猫は私たちにとって非常に身近な存在です。
猫と私たち人間の関係は数千年前から始まっていると考えられています。
当初猫は人間にとって穀物をネズミから守ってくれる番人でした。
しかしながら、現在は猫と人間はそういった利害関係を超えて純粋なパートナーとして寄り添って生きています。
このように、私たちの生活にとってなくてはならない猫ですが、改めて猫という動物について考えることで、ネコの新たな一面が見えてくるでしょう。
今回は、今一度猫という動物について見ていきたいと思います。
◾︎猫の身体的特徴について。
猫は犬などの動物とは違い、品種によって身体的な特徴があまり変わりません。
また、大きさもそこまで大きな違いがないと考えてよいです。
個体差こそあれど、猫の多くは体重2.5キロから7.5キロ程度の範囲に収まるものが多いです。
また、猫は従来は待ち伏せ型の捕食動物でした。
そのため、待ち伏せて獲物を取ることに特化した様々な特徴を有しています。
まず、猫は平衡感覚が非常に優れております。猫が細い塀でも悠々と歩いてる姿は誰もが見かけたことがあると思いますが、他の動物であれば落ちてしまうような細い場所も猫は全く気にせずに歩くことができます。
また猫は柔軟性にも優れております。
頭さえ通り抜けることができれば、体全体が通り抜けるというのは有名な話でしょう。
このように平衡感覚と柔軟性に優れた猫は待ち伏せ型捕食者として様々な場所に出入りし獲物を狙うことができるのです。
猫の身体的特徴において特筆すべきはその瞬発力です。
猫は犬と違い長時間獲物を追って疲労させてから補食するというようなことはしません。
猫にとって捕食は一瞬の勝負です。
獲物よりも圧倒的に素早い動きで獲物に食らいつき、補食するのが猫の方法なのです。
そのためにこの瞬発力は他の動物と比較しても非常に優れており、普段は取り立てて走ることをしない猫ですが獲物を捕食とする時の素早い動きは私たちを非常に驚かせるでしょう。
猫には鋭い牙と鋭い爪もあります。
これらも獲物を捕食するために必要とされている機能です。
またネコの手の爪は自由に出し入れすることができます。
そのことによって、手の爪の鋭さを損なわずに常に捕食に備えているのです。
このように猫の体は捕食者としての機能が満載なのです。
小さくてかわいい猫ですが、本来は非常に優れた肉食動物なのですね。
◾︎猫の寿命
猫はどのくらい生きるのでしょうか。
猫を飼ったことがある人ならまだしも、猫を飼った経験がない人には猫がどの程度生きるのかなかなか想像できない部分があります。
結論から申し上げますと猫は大体長くて20年ほど行きます。
野良猫と家猫の寿命は大きく違いがあるのですが、これは野良猫が常に事故や病気の危険と隣り合わせでの環境で生きていることが関係しております。
そういったものが取り除かれた家猫は概ね15歳から20歳程度まで生きるとされています。
なかには20年を超えて生きる猫もおり、そのような猫は非常に長寿の猫ということができるでしょう。
◾︎猫の驚きの運動能力!
猫の運動能力については上記の身体的特徴の部分にも触れましたが、ここではさらに詳しく見て行きたいと思います。
猫の運動能力は非常に優れております。
まず柔軟性についてですが猫は全身の筋肉および関節の柔軟性が非常に高く、自分の頭の周り以外のすべての場所を自分で舐めることができます。
猫は自分の体を自分で舐めることによって自分の匂いを消し獲物に気付かれずに捕食をすることができるのです。
猫が全力で走ると約時速50キロ程度のスピード出すことができると言われております。
これは私たち人間よりはるかに速いスピードであり、様の様々な獲物を捕食するのに役立っております。
しかし、猫はスタミナにはあまりすぐれません。
時速50キロ程度を出すことができるのはごく短時間の間であって、その速度で長く走ることは猫にはできません。
しかし猫にとってはそれで十分なのです。
一瞬の勝負で獲物を捕まえることさえできれば猫は食べていけるからです。
また、猫が飛び上がる力にも非常に優れております。
多くの猫が自分自身の足の先から肩の高さまでの5倍の高さまでジャンプをすることができます。
街角でもひょいと塀に飛び乗る猫の姿はよく見かけますね。
最近のコメント