趣味の土いじり


長年飼っていた犬を亡くした時、家族全員が悲しんだのはもちろんですが、特に母の様子がおかしくなってしまいました。
気に入った犬を見かけると、飼われている犬なのにもらってこようというのです。
これは新しいペットを迎えなくては、と真剣に検討し始めました。
話し合った結果、特に犬でなくても良い、室内は不可、ということでペットショップへ下見に行きました。

そこでは大量のアヒルの赤ちゃんが売られていました。
アヒルなら散歩に行かなくていいので楽そうだし、大きくなっても可愛いし、なにより全部売れるとは思えない数だったので少しでも買い取りたいという気持ちで、アヒルを飼うことにしました。

ところが、アヒルの飼育はそんなに生易しいものではありませんでした。
鳴声、大量の分と抜けた羽、水浴び用のプールの掃除と水交換、正直、犬に匹敵するほど大変でした。
また、めずらしさからか見に来る方が多く、なかにはいたずらする人もいて、目が離せませんでした。

野菜を食べる量も半端ではありません。
いちいち買っていてはお金がかかりますし、農薬が心配です。

アヒルのために庭にいることが多くなった私は、自然に野菜を育てるようになりました。
やってみたら楽しくて、だんだんお花を育てることにも興味が沸いてきました。

アヒルは生まれつき病弱で、早くに亡くなってしまいました。

私はそれでも土いじりを続けました。
収穫したものを調理して食べたり、近所の方にもらっていただいたり、近所の方のお庭の手入れを任されることもあります。

アヒルがいなかったら土いじりに興味を持つことはなかったでしょう。
感謝しています。

種は節約のため自分で育てたものから取るようにしています。
種のコレクションもだいぶ増えました。

道沿いに看板を立てて「差し上げます」と張り紙をしておくと、結構もらってくださいます。

家の中からこっそり覗いては喜んでいます。

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