理想のインテリア。


 雑誌やテレビで見かけるような、おしゃれで生活感のないおうちに住みたい!
…と思って、インテリアの雑誌を毎月買って、研究していました。

「ナチュラル系」とか「カントリー」とかも素敵ですし、機能的に壁面収納を多用した「モダン」な感じも好きです。

 でも、そんな素敵なインテリアなんて、一種のファンタジーじゃないかと思いませんか?
実際の生活の中では、すべての物がいつも扉に隠れた定位置に収まっていたりすると、かえって不便じゃないのかな、とか、
どれだけお金をかければ、そんな暮らしができるんだろう、ウチには無理ね、とか、現実的な問題ばかりが頭に浮かびます。

 残念なことに、中古で購入した我が家は、今風の作り付けの収納が少ないので、
結局、カラーボックスや衣装ケース、ハンガーラックなどを使わなければ、そもそも物が使える状態になりません。

「ああ、ここに棚があれば」「せめてここにクローゼットが付いていれば」「なんでこんなに窓ばかり大きいの?」と溜息ばかり。

きれいでおしゃれなインテリアなんて夢のまた夢です。

 確かに、我が家は散らかっています。

毎日のように頭を悩ませて、できる限りの工夫はしているけれど、どうしようもなく。

でも、ここにあるのは私たちが大事にしているもの、普段使っているものばかりです。

そんな暮らしぶりだって、立派なインテリアじゃないかな。

…全くおしゃれじゃないけど。

もう開き直るしかありません。

 もし、仮に、宝くじにでも当たって、この家を建て替えることができる日がきたら、
その時には、過不足のない作り付け収納を備えた、生活感のないインテリアを目指すことにしましょう。

そのために、私は、これからもインテリアの雑誌をたまに買って、研究するのです。

今のお気に入りは「COME HOME」です。

 はあ。
やっぱり、溜息が出ちゃう。

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