暮らしのなかの俳句


 今日は俳句のことを少し書いてみます。

 実は「作りたいな」と思ってから、アクションを起こすのに少し時間がかかりました。

 本格的な結社に入っている知り合いの句が、あまりにお上手だったせいかもしれません。

 作らないうちから「できなかったら恥ずかしいし」と臆してしまったのです。

 さて俳句は五七五の形式と季語を重んじます。
形が大切なのですね。

 なので私も…というわけではありませんが、まず形から入ろうと、近所の文具店で縦書きノートを探しました。

 ノートを買うなんて何年ぶりでしょう、まるで初めてお店に買い物にきた小学生のようにわくわくしました。

 ノートの次は歳時記です。
大きな書店にずらりと並ぶさまざまな歳時記に圧倒されながら、あまり重くないもの、解説のわかりやすいものを選びました。

 ひとりで作りはじめてから1年と少し。

 自分の作っているのが俳句なのか、つぶやきなのかもわからないまま、やがて前述の知り合いから「勉強会に来ませんか?」とお声がかかりました。

 こうして句会に出席するようになって1年近く、もうすっかり俳句のとりこです。

 お天気の変化、店先に並ぶ野菜や果物、近所の子どもたちの様子。

 いろいろなものが五七五の言葉になり、ノートに書き記す俳句は、そのまま私の暮らしのコレクションになりつつあります。

 すでに句会は月に二つから三つに増えていき、歳時記も二冊目を買いそうな勢いです。

 倒れそうな残暑や閉口するほどの大雪は、以前ならお天気のひとつに過ぎませんでした。

 しかし今は、暑さ寒さも新しい季語との出会いに導いてくれる素敵な贈り物であり、日々の暮らしに季語のコレクション、俳句のコレクションが少しずつ増えてゆくことに幸せを感じています。

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