履歴書、面接で考える趣味とは


履歴書で趣味の欄を書くのは、少し迷った方がいいというのはよく言われる話です。
面接が前提なので気軽に「読書、音楽鑑賞、映画鑑賞」あたりを無難に書くにはそれなりの覚悟が必要です。
読書となると、最近のベストセラーのことは尋ねられるのはもちろん、日本文学、例えば夏目漱石は読んだか、志賀直哉はどうだ、好きな作家は…とかなりの球種を投げ込まれることを想定して書けているか、ペンを走らせる前に頭を悩ませるべきです。
音楽、映画に関しても同様です。
クラシックでいうとベートーヴェンのみならずショパンだとか、黒澤映画だとか必ず抑えないところを抑えないと真の趣味に認定されないような感覚です。
趣味にしては、なんともハードルが高いように思えるのは私だけでしょうか。
何よりそこを答えられて本当の自分が表現できるのか、相手に理解されているのかなんとも怪しい。
自分の趣味を書いたはずなのに、自分の趣味じゃないことを答えて、歪んだ自己を形成していく悪しき項目こそが趣味の欄だと思うと頭を悩ませるどころか、頭が痛くなってきます。
そんな不毛なやりとりに突入させたいのが私たちの上の世代の人事、採用担当です。
私は「あなたの趣味は何ですか」と逆に問い返して彼らの模範解答が聞いてみたいものです。

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