凝り性
凝り性である。
好きなものはとことん極めたい。
なんなら、そのものと一体化したい。
とにかく好き。
好きで好きでたまらん!!!!
そんな状態に一年に一度はなる。
ある作家の推理小説だったり、歌手だったり、お酒だったり、時計だったり。
。
。
ジャンルはいろいろだけど、なんとかその存在に近づきたくて、
持てる手段を駆使して、その存在のかけらを必死に集めてまわる。
身の回りのもをのその関連で埋め尽くしたい。
それはもう恋なのです。
ずっと包まれていたいのです。
・・・と、乙女チックに考えても、
集めてまわる際には必死の形相ですが。
おまけに、一度集めだすと止まらない。
多分、こんな人は多いと思うけど好きなアーティストのDVDやグッズや公式本って
出ないと寂しい、すごくすごく寂しい。
けど、
たくさん出たら出たで死にそうになる。
あれとこれとそれを買ったらいくら・・・!?くっ・・・、そんなにする!?
そ、そう・・・。
じゃあ、あきらめ・・・るわけないじゃん。
買えるように他を削るわ!!!!
ってなって、ドーパミンが出て、ついでに男気みたいなのも出て、
どーんとやってしまう。
で、ゲットして飾って楽しんで、ご満悦になる。
好きなものに囲まれてると元気が出るしね。
それに、コレクション用に何パターンも出されているものって
並べるととても綺麗だ。
本は背表紙を並べると絵になるものもあるし。
集めないと分からない境地もある。
(このシリーズとこのシリーズ、よくみたら細部が違う・・・とか。
)
集められたものは自分の一部になっていく気がする。
好きな物たちがなければ自分じゃない、もぬけの殻だ。
これだけ、収集に情熱をかけているんだから
もともと情が深いんじゃないだろうか。
愛情たっぷりの人間なのでは?
と誰に対してでもなくアピールして終わる。
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