主役は好きな物


気が付くと部屋がごちゃごちゃしている。
部屋の汚さは精神状態を表すというけれど、私の精神状態は「荒れている」ということだろうか。

前はおしゃれな部屋にしよう!ガーリーな小物で!清潔感があって!でも個性的で!
とか、やっぱり趣味に合わせた部屋にしようとか、いろいろ考えて、それなりに揃えたりしたんだけれど。

部屋のインテリアを見回すと、一つ一つの家具、雑貨・小物は「おしゃれ」で「可愛く」て「個性的」で「清潔感がある」のに
どうしても落ちつかない。

落ち着く部屋でゆっくりしたい。
・・・これが自分の本心だ。

・・・ということは、目指す部屋の状態だって
「おしゃれ」でも「可愛く」でも「個性的」でもなく、「落ち着く」というのが一番だと、そんな当たり前のことに気が付いた。

でも「落ち着く」ってどういう状態だろう。

ごちゃごちゃ思考がうるさくなくて、凛としていて、温かみがあって・・・
自信を持って生活できるという感じ。

部屋の中を見回すと、なんとなく見栄で買ったものや、お得だからと何個も買ってしまったもの、
気軽に使えると思ったけど実際はそうでもなかった家具がひしめきあっていた。

なんだか自分の部屋なのに自分の意思がないような気がしてため息が出た。

でも、その中にも、大好きなものは合った。

趣味の本と写真集を飾るラック(ネットで探して自分で組み立てた!かっこいいデザイン)、祖母から貰った木製の箪笥、縁に素敵な飾りが付いた姿見。

シンプルで真っ白なベッドにお気に入りの食器が入った真っ白な食器棚。
特にコーヒーカップとカトラリーはわざわざお店を数件はしごして買ったもの。

色んなものに埋もれて目立たなくなっていたけど、自分で確かに選んできた物たちだ。

今まで、じっくり眺めることも無く慌しく使うだけだったけれど
こういう「好きな物」をじっくり楽しめるインテリアがいい。

それが落ち着く部屋だと思う。

なので、いまいちぴんとこないなぁと思ったものは譲ったりリサイクルしたり、使い古したものは処分した。
(今もしてる途中)
でもそのおかげで、私の部屋の主役たちが目立つようになった。

がらんとした部屋に、ラックとベッド。
なんだか雑誌に載ってる外国の部屋みたいじゃない・・・?自画自賛だけど。

好きな物を存分味わえることで、整理整頓もするようになったしごちゃごちゃも少なくなった。

逆に、ここにもうちょっと何かを足すともっとよくなるかも、という余裕も出てきたとおもう。

玄関に花型のフレグランスを飾ってみたら、お客さんにも好評だった。

やみくもにインテリアをきめるんじゃなくて(キャパのある人はやっても楽しいと思うけど)
どうありたいか本心に聞く事が大事だなぁ・・・と痛感した。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ