メス猫に女を感じる時


我が家のメス猫’まだら’は今まで飼った猫の中でも一番家を大事にする猫だ。
それまではオス猫の方が飼うには楽だろうという思い込みからオスばっかりを飼っていたのだが、どれもこれもメスを求めてかいつの間にかいなくなってしまいいつも寂しい思いをしてしまっていたのだ。
2年ほど前、動物保護団体から買ったこの猫はほとんど家の敷地からでなく他の家の猫がうちの庭に来た日にはすごいうなり声で追い返し、かといえば木の下や芝生の上でのんびりと居眠りをしていたりあまり家の中には入りたがらないのだが我が家の庭を守ってくれている。
メス猫が全てそうなのかはよくわからないが今回初めて飼ってみてうちの息子やだんなとかよそから男の人が来るとなぜか愛想がいい気がする。
猫にも人間の異性なるものが分かるのだろうか。
そういう猫の心理的なものなぞ気にもせず彼らは’食う寝る遊ぶ’だけのいきものだと思っていたのだが、やたら息子のそばに居たがるしいつも庭先で帰りをまっているのを見ると恋人のようにさえ見えてくる。
そしてそれは時々母親の私にも嫉妬のような変な感覚さえ覚えさせ女としての立場さえも知っているような不思議な存在感を持たせている。
あなたがいなくてもこの家は大丈夫よとでも言っているようなその凛とした態度は女としてちょっと怖くなる。
それでも我が家の家族としてみればかわいい子供でずっと我が家の庭を守ってくれるのだろう。

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