[ペットの思い出]癒しのにゃんこ


母が猫嫌いでした。そもそも動物全般苦手な人でした。なのでもちろん私の家ではペットと言っても金魚ぐらいしか許されず、
動物大好きな私としては辛かったのを覚えています。そんな時父が子猫を連れてきて、「この猫を飼う!」と高らかに宣言しました。父の仕事場に迷い込んできてしまったらしく
真冬だったため、家に連れてきたのです。母はもちろん大反対。でも父がこのままだと死んでしまうというと、あっさり飼うことを了承してくれました。
名前は「にゃんざぶろう」。父のネーミングセンスは残念なものでした。そもそもこの子猫はメスでした。性別を見ず、名前をつけてしまうなんて早とちりですね。
でも最初はにゃんざぶろうという名前になれませんでしたが、日々を過ごすうちにこの猫の名前は「にゃんざぶろう」なのだ!とすりこまれていきました。
そうしてにゃんざぶろうは家族の仲間入りに。一番の驚きは、母がなんだかんだで、一番可愛がっていたことです。最初から動物嫌いは嘘なのかとも思いました。
聞いてみると、「にゃんざぶろうだから平気」と言っていました。私はそれを聞いて、なんだかとてもほっこりとした温かい気持ちになりました。そのままにゃんざぶろうは寿命で亡くなりましたが、未だに家族の話題にでます。ずっとずっと家族は家族なのだと感じると、私はまたほっこり温かい切ない気持ちになるのでした。

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