[ペットの思い出]猫失格。


我が家には6才になるアビシニアンの女の子が居ます。
そんな猫の居る日常の一部をご紹介したいと思います。

とある夏の日の事の話です。
裏庭の花壇が荒らされる事に困った祖母がネズミ捕りを仕掛けました。
最新の粘着シートタイプの物ではなく、旧式のカゴタイプの物です。
そして仕掛けてから数日後、庭を荒らしていた犯人をついに捕獲する事が出来ました。

犯人はやはりネズミ。体長は10センチ程でしょうか?
カゴの中でぐるぐると動き回っていました。
そして、私はそのネズミを見てふと考えます。

「我が家の姫にこのネズミを見せたらどんな反応をするだろうか?」

もちろん、愛猫はネズミを見た事はありません。それどころか毛の生えた生き物を間近で見た事もありません。
一度気になったら居ても経ってもいられず、私はネズミの入ったカゴを意気揚々を愛猫の目の前に持っていきました。

まさに未知との遭遇です。

しかし、愛猫の反応は猫らしからぬものでした。
まず、カゴから一定の距離を保ち、さらに私に隠れて様子を伺います。決して近づこうとはしないのです。
尻尾は太くなり威嚇だけはするのですが、完全に足がすくんでしまっています。

おかしい。この子は猫で、コレはネズミだよね?

愛猫が某アニメのようにネズミを追い掛ける姿を想像していた自分は、その現実に衝撃を受けてしまいました。
どうやら我が家の姫にとってネズミは恐怖の対象だったようです。

結局愛猫はネズミに近づく事が出来ないまま、逃げていってしまいました。
可愛いのですが、情けないものです。

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