[ペットの思い出]小さなアイドル
その子は、従兄弟の家に居ました。
小さくて可愛らしいシマリス。
とっても懐っこくて、人の肩や頭の上に登って毛繕いをしていたり、服の中に入って眠ってしまったり…
出そうとすると怒った声を出す所も可愛かった!
でも、従兄弟はまだ幼くて、その子の世話が上手く出来ず、段々可愛がる事もしなくなっていきました…。
その話を叔母さん(従兄弟のお母さん)から聞いて、私はとてもリスちゃんが可哀想になり、従兄弟の家を再び訪ねました。
世話をしなくなった事について従兄弟に聞くと、思ったよりリスの世話は大変で、臭いから…などと言っていました。
彼はペットを買うにはまだ幼かったようです…。
それから、叔母さんと従兄弟と話し合って、シマリスちゃんはうちで引き取ることになりました。
ネットや本でリスの飼育法を調べて、一生懸命お世話しました。
元々懐っこい子でしたので、すぐにうちの家族にも慣れ、可愛い可愛いと、アイドル状態。
でも、ほんとうに可愛いですからね。
親バカかもしれませんが、ご飯をほっぺに詰めた顔とか、両手でどんぐりを食べる姿とか、とにかくいちいち可愛すぎるんです。
春の歌声も、ウグイスのように心が洗われる美しく可愛らしい声でした。
小さな身体で、いつも一生懸命生きて、私達に元気を与えてくれました。
いつまでも、大切な家族。
私の子供のように思っています。
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