[ペットの思い出]初めてのペット


私が小学校低学年の頃、家に1匹の迷い猫が近寄ってきました。姉と私は家の裏に、段ボールで野良猫の家を作り、その猫にちくわやお菓子を与えていました。もちろん親には内緒でしたが、その猫が玄関に入り、家に上がりこもうとするので、まだ猫の扱いに慣れていない私たちは、どうしていいかわからず半泣きになっているところを母親に見つかりました。そこからは、この野良猫を家で飼ってほしいと懇願。どこからきたネコか、何歳かなどなにもわからず飼うのは気持ちが悪いと言われがしたが、私たちが絶対に飼ってほしいとお願いし、その野良猫を飼うことになりました。
さっそく、その野良猫を洗い、きれいにして、名前もミータとつけました。私たち姉妹にとって、初めてのペットということで、うれしくてしかたありませんでした。その野良猫は身体部分がシャム猫、手足、しっぽがしま模様で、どことなく気品があり、どこかで何年か飼われていたんだろうか?などとよく親子で話をしていました。
時には縄跳びを首にくくり、散歩をしたり、蝶ネクタイを手作りし、つけてあげたりと楽しいペットライフを過ごしていました。
数年がたち、節分の頃、2月位だったと思います。猫が家に帰ってこなくなりました。いままでも何回か数日帰ってこない日がありましたが、今回は1週間たし、二週間たち、とうとう帰ってくることはありませんでした。きっと二月は猫の繁殖期らしく、活発に動き回っているうちに、臭いや家がわからなくなったのか?はたまた病気、死期を感じてでていったのか?わからぬまま、私たちの心にぽっかりと穴があきました。
突然あらわれ、突然消えてしまったあの猫のミータの事が大人になった今でも忘れられません。

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