[ペットの思い出]わたしと我が家の犬


犬は吠える。そして噛みつく。犬はこわい。
小学生のころに親戚の家の犬に噛まれてから、犬に対してそんなイメージしか持っていなかった私が、
その十数年後、犬を飼い、それだけでなく溺愛するようになるとは当時誰もが想像しえなかったことだろう。

犬を飼う。そう決まったときは、家族のなかで私一人乗り気ではなかった。
しかし数日後わが家にやってきた0歳のトイプードルを見た瞬間、それまでの犬嫌いはどこへやら、黒くて小さい3女(うちには人間の娘が私含めて2人いる)に
「ぞっこん」になってしまったのだ。

犬は素直である。
不快な時は嫌そうな顔をするし、おやつがあれば尻尾を振って瞳からキラキラ光線でも出てるのではないかという程、うるうるとした目で見つめて来る。
家族が全員そろっているときは、母や父のところへばかり行き、私が構おうとすると「ほっといてよ!」という態度をとるのだが、
何かの都合で留守を任され、私と犬だけになると、「誰もいないならお前で我慢するか」とでも思っているのか、
テレビを見ている私の横に座り、膝に頭をのせてくる。
こんなこと、人間だったらたちまち「都合のいい女」であるが、なぜか犬だとそういう自分の欲求に忠実なところが、とても愛くるしく思えてくるのである。

犬はかわいい。
そして、これは世界中の犬の飼い主が思っていることだろうが、どんなモデル犬よりも、スヌーピーよりも、「うちの犬が一番かわいい」のである。

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