[ペットの思い出]たれ耳うさぎ☆


私が初めて飼ったペットはウサギでした。
でもショップに居た時から病気で、すぐに亡くしてしまったんです。

本当につらかった…
世界一可愛かったのに。
おてんばで、お膝にぴょこんと乗って、ぬいぐるみみたいな愛くるしい姿でおねだりしてきました。
まだ幼かったのに…
これから少しずつ成長していく姿を見たかったな…。

なんだかほんとに悔しくて、
いつかまたウサちゃんを飼おうと思いました。
今度はちゃんと大人にして、長生きさせたい。いっぱいいっぱい遊ばせてあげたい。あの子の分も幸せにしたい。
そう思って。

でももちろん、ウサギなら何でも良いわけじゃないし、みんな可愛いけど、運命を感じる出会いがないと…。

それから少しして、別に暮らしている家族が飼っている犬用のグッズを買いに、あるペットショップに時々出かけるようになりました。

そこに、気になるウサギさんが居ました。
他のウサちゃんとは違い、大きなスペースを与えられ、一見優遇されてるように見えたその子…
体はすっかり大人で、そのせいか警戒心が強く、隅っこで怯えていました。
べっぴんさんだなぁ。
と平和に眺めていたけれど、
あれ?何か食べてる…?
そのウサギが食べていたのは新聞紙でした。
ご飯をあまり貰っていない様子で、敷かれた新聞紙で空腹を満たそうとしていたんです。
涙が出そうになりました。
草食動物は、空腹に耐えられない生き物なのに…。

その事に加え、その子の居る場所は、四方八方を人間が取り囲めるような場所でした。
こんなんじゃ気が休まるわけがない。

そのウサちゃんが気になりましたが、前の子を亡くしてからまだひと月程でしたし、すぐに飼おうとは思えませんでした。

帰ってから、あの子に幸せになって欲しい。
あの子が一番幸せになれる人のもとに行けますように。
そうお祈りして眠りました。
次に行った時には売れている事を願って。

そして1週間後、まだその子は居ました。
相変わらず新聞紙を食べています。
周りを子供達が取り囲み、からかっていました。
やめて!悪気がなくてもウサギにとってはすごい恐怖なんだよ!
そう思いながら子供達を追い払って…

ウサちゃんと見つめ合い、決意しました…。
祈っていても変わらない。
これからもこの子がひもじい思いや怖い思いをし続けるなら…
1日でも早く助けたかった。
そしてその子はうちの子になりました。

大人だから、懐かなくてもしょうがないと思ってお世話していたけれど、少しずつ心を許してくれて、
今では一緒に寝るまでになりました!
自分でお布団まで来て、くっついて寝るんですよ!

凄くなついたし、びっくりするほど優しいです。
私が具合悪い時、いち早く気付いて側にくっついててくれます。
額や手を舐めてくれます。
元気な時はさっさとご飯よこせと怒るのに(笑)
とても賢い子です。
全部わかってるみたい。
恩返ししてくれてるの?
でも、あなたが来てくれて救われたのは私の方なんだよ。
うちの子になってくれて、ありがとう。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ