[ペットの思い出]ずっと友達だよ


私が小学校低学年の頃、捨て犬を見つけて飼った事がありました。
隣に住んでいた2つ年下の友達とよく遊んでいたのですが、ある時、いつも秘密基地として遊んでいた畑みたいな場所に、段ボールに入った仔犬が二匹いました。アニメやドラマのような感じで…。
私は、当時は犬が大嫌いでした。
親戚の家で飼っていた犬に噛まれたトラウマです。
はじめ、二匹の仔犬を見た時は、瞬間的にまた噛まれると思って触れませんでした。
でも、本当に小さくて、二匹寄り添ってクンクン鳴いているのを見て、可愛いなという感情と、可哀想だなという感情が芽生えたのです。
友達が段ボールから出して抱いているのをみて、私も同じようにしてみたら、甘える仕草がとてもかわいい。
夕方、家に帰って母親に話をしました。
飼いたいと伝えると、二匹は無理と言われてしまいました。一匹ならいいという事です。
翌日、学校から帰って段ボールを見に行ったら、まだ二匹いました。
どちらか一匹か…と、少し悲しくなりました。
私は、段ボールを抱えて、近所のお友達や知り合いの家を一軒ずつ訪ねて、事情を説明し、一匹飼ってくれる人を探しました。
そして、飼ってくれる人を見つけ、私が好きな方を選んでいいよと言ってくれたので、私になついていた一匹を引き取り、もう一匹はその方に渡しました。
我が家にやってきた仔犬は、デルモンテと名付け、私が20才になるまで元気でいてくれました。
もう一匹の犬の様子をよく見に行きましたが、大切にしてもらえていました。
こちらも、長生きをしたと聞いています。
突然我が家にやってきたデルモンテ。
私の犬嫌いを犬好きにしてくれた大切な友達でした。
犬を飼ったのは最初で最後ですが、いつも私と一緒にいてくれて、とても楽しかったです。

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