パソコン黎明期のCG作業


わたしはパソコンを使う、そのこと自体が趣味です。
そもそもパソコンがほしかったのは、ゲームがやりたかったのと、パソコンで絵が描きたかったからです。

わたしはパソコンの黎明期、NECが国産パソコンのPC-98を出していたころから使用しているのですが、最初のころはどちらもいわゆる”しょぼい”機能しかありませんでした。

とくに絵を描くのにはよっぽどお金が余っていなくて現在のCG環境のようなものは揃いませんでした。
スキャナーは今でこそ一万円を切るものがたくさん出ていますが、そのころのスキャナーは5万6万するのが普通でした。
タブレットは安いものでも3万円台で、プロでもないかぎり十分に絵を描ける環境は揃わなかったでしょう。

そもそも、国内で一番普及していたPC-98というパソコンは一度に16色しか出せないというイラストの面からいうとまったくお話しにならない性能だったのです。
ですが、みんな低い性能の中から表現の方法は考えるようで、色を組み合わせながら色をおくと目の錯覚でふたつの色が混じって表現されるという方法が考え出されていました。
あとは640×480という狭い画面にマウスで一つずつ根気よく点をおいていって点で絵を描く、いわゆるドット絵というものをみんな描いていました。
わたしも何枚か描きましたが、本当にあれは疲れました。

それでも黎明期特有の夢中になれる楽しさというものがそこにはあったようです。
今思ってもいい時間を過ごせたな、としみじみしてしまいます。

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