ギターの思い出
最初にギターと出会ったのは中学2年の時でした。
世の中がフォークブームに沸く少し前の昭和45年は、まだギターを手にする子供は少なかったように思います。
幼稚園の時からヤマハ音楽教室に通っていたのですが、転勤とともに辞めてしまいました。
新しい楽器を始めたいと思っていた私は、誕生日+クリスマスプレゼントにギターを買ってほしいと親と交渉し、
半年待ってやっと買ってもらうことができました。
本当はフォークギターが欲しかったのですが、当時フォークギターはかなり高価でした。
入門用ということで、クラシックギターを買ってもらいました。
価格相応の楽器でしたが、入門用としては十分役立ちました。
キーボードの経験はあったのですが、弦楽器は初めてだったので、最初はかなり苦労しました。
ギターにおまけで付いてきたギター入門の教習本を頼りに、全くの独学で練習しました。
幸い耳のほうは鍛えられていたので、押さえた音が正しいかどうかは聞き分けることができました。
ギターを習得するのに壁となるのが、コードFをちゃんと押さえられるかどうかです。
私も例外なくこの壁にぶちあたりました。
安いギターだと、フレットと弦の間隔が不均一な場合が多く、なかなかうまく押さえられないことがあります。
ですから、ある程度ちゃんとした楽器を使って練習することが、上達の近道かなと思います。
今では手元にギターがないのですが、機会があったらまた弾いてみたいと思います。
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