お菓子のプレゼント
学校、職場で仲良くなった人には、何かしらプレゼントを持っていった経験があります。
初対面の人にいきなり、何かをあげたり貰ったりする事はまずありませんが、
いつも顔を合わし、一緒に勉強、仕事をしていると、親しみが湧いてきます。
そうなると、まず自分が鞄から取り出して食べるキャンディやチョコレートを分ける事から、プレゼントが始まります。
「食べる?」と聞くでしょう。
「うん、ありがとう」或いは、「持っているからいい」などと応えてくれるでしょう。
自分がされた事は、人にもする傾向にあるのが、人間です。
自分の持っているものをお裾分けする、という習慣を持つ様になります。
今度は、家に沢山あるものの中から1個持ち出し、学校、職場の友達にプレゼントする事に発展する事でしょう。
職場でも、家から持ってきたものを配っている光景を良く目にします。
どこかに旅行に行ってきた人が、職場にお土産を持ってきて、お菓子などを配り歩いています。
これも立派なプレゼントと言えるでしょう。
「これからも宜しく」「仲良くしてくれてありがとう」「困った時は助けてね」などの意味が込められているのではないでしょうか。
周囲への感謝の気持ちが、この小さなプレゼントには込められています。
良く職場で貰う、1個のお茶菓子を食べながら思いを馳せてみましょう。
皆、周囲との調和を望んでいるという事に気付くでしょう。
きっと買ってきた人は「20人位いるから、この箱で大丈夫かな」「これなら立ってでも食べられるな」「1人2個ずつ配ろうかな」
などと、一生懸命考えながら、お菓子を選んだ事でしょう。
良く職場で貰うお菓子に、「六花亭 マルセイバターサンド」というクッキーがあります。
何箱も北海道からわざわざ買って帰ってきてくれたのか、と感激した事があります。
お菓子のプレゼントは誰をも楽しませてくれる最高のプレゼントだと思っています。
最近のコメント